ASKAのプロジェクトマネジメント

ASKAのプロジェクトマネジメント

当社のプロジェクトマネジメント研修について

実務に直結するプロジェクトマネジメント研修|PMBOK®第7版対応
アスカプランニングのプロジェクトマネジメント研修は、グローバル標準であるPMBOK®ガイド第7版に基づき、現場で即活用できる知識とスキルを体系的に習得できる実践型プログラムです。

対象業界:IT・製造・金融・小売など幅広く対応
本研修は、以下のような多様な業界におけるプロジェクト実務の課題解決を支援します:
IT業界のアジャイル対応やシステム開発プロジェクト
製造業における製品開発・工程改善プロジェクト
金融業界での法規制・DX対応プロジェクト
小売・サービス業における業務改革・店舗展開プロジェクト

現場経験豊富な講師による実践型プログラム
担当講師は、グローバルプロジェクトの現場経験を持つプロフェッショナル。単なる理論解説にとどまらず、以下のような実務スキルを演習やケーススタディを通じて効果的に習得できます:
プロジェクトマネジャーに必要なリーダーシップ
変化に強いチームを作るリスクマネジメント
ステークホルダーを動かすコミュニケーション力
アジャイル要素とウォーターフォールの融合実践

「現場で使える」プロジェクト推進力を育成
本研修では、知識の習得にとどまらず、「実務への定着」を重視。受講者一人ひとりが自身の現場に即応用できるよう、以下の設計を施しています:
業界別・職種別にカスタマイズされたワーク
チーム演習とフィードバックによる実践力強化
研修後の活用支援ツール・テンプレート提供

このような方におすすめ
PMBOK®第7版に基づいた最新のPM知識を学びたい方
自社のプロジェクトマネジメントを見直したいリーダー層
海外チームとの協業や多国籍プロジェクトに関わるPM
リスク・品質・納期管理に課題を感じている実務担当者

なぜアスカのプロジェクトマネジメント研修が選ばれるのか

現場で活きる!アスカプランニングの実践型プロジェクトマネジメント研修
■ 実務に根ざしたリアルな研修内容
アスカプランニングが提供するプロジェクトマネジメント研修は、単なる理論の習得にとどまらず、実践知に裏付けられた深い学びを提供します。グローバルな現場で多数のプロジェクトをリードしてきた講師陣が、実際の成功事例・失敗事例を交えたリアルな課題解決演習を実施。現場で直面する複雑な状況を想定し、参加者の思考力と対応力を磨きます。

■ 翌日から使える「実務スキル」を徹底強化
私たちの研修のこだわりは、「明日から現場で使えること」。講義+グループワーク+ロールプレイを組み合わせ、受講者が主体的に考え抜くプロセスを重視しています。これにより、プロジェクト推進に欠かせない思考力・判断力・実行力を実践的に鍛え上げます。

■ リーダーシップとマネジメントの両面からアプローチ
プロジェクトを成功に導くためには、**リーダーシップ(人を動かす力)とマネジメント(計画を実行に移す力)**の両立が不可欠です。アスカプランニングの研修では、以下の要素をバランスよく強化します:
リーダーに求められるビジョン構築・巻き込み力
マネジャーに必要なWBS作成・進捗/リスク管理スキル
ステークホルダー対応・意思決定・ファシリテーション

■ 大手企業・官公庁・教育機関でも導入された豊富な実績
これまでに、大手IT企業、製造業、金融機関、大学・研究機関、官公庁など、あらゆる業種・組織規模での導入実績があります。多数の企業様に継続的に選ばれていることが、信頼と効果の証です。

プロジェクトマネジメント 永谷のプロジェクトビュー

 

【Waterfallとアジャイル――二つのアプローチの本質的な違い】No.1

プロジェクトマネジメントにおいて、Waterfallとアジャイルは対照的な手法として位置づけられます。
Waterfallは、計画・実行・検証・納品という明確なフェーズに分かれた直線的な進め方であり、プロジェクトの全体像を初期段階で設計し、各工程を順番に進めることで、予測可能性と管理のしやすさを担保します。要件定義と設計に多くの時間を割き、手戻りを極力減らすことを目的としており、製造業や建設業のように完成後の変更が難しい分野では、特に有効なアプローチです。

Waterfallの特徴は、成果物に対する事前合意を重視し、進捗を測定しやすい点にあります。しかし、一度確定した要件の見直しが難しいため、市場や顧客ニーズの変化に柔軟に対応する点では課題もあります。

一方、アジャイルは変化を前提とした柔軟な手法です。短いサイクル(スプリント)で計画・開発・振り返りを繰り返し、仕様や機能を段階的に進化させます。ユーザーからのフィードバックを早期に取り込みながら、価値の高い機能を優先的に提供するスタイルは、IT開発や要件が流動的なプロジェクトに適しています。

アジャイルの特徴は、要件変更を受け入れる文化と、顧客との継続的なコミュニケーションを重視する点にあります。スピード感と柔軟性を武器に、実際の使用状況に合わせた開発が可能である一方、全体像を初期段階で明確に描きにくいため、スコープやコストの管理が難しくなる側面も存在します。

重要なのは、どちらが優れているかを論じることではなく、プロジェクトの性質や目的に応じて適切な手法を選択することです。
たとえば、公共インフラ整備のように変更が認められないプロジェクトにはWaterfallが、サービス開発や新規事業立ち上げなど変化への即応が求められるプロジェクトにはアジャイルが適しています。

私たちは、明日の企業を支える人材を育成することを使命とし、プロジェクトマネジメント全般の支援に力を注いでいます。

また、ITプロジェクトに従事されている方々の仕事上の悩み、メンタルヘルス、人間関係といった問題に対して、プロのカウンセラーによる個別カウンセリングも提供しています。

明日の企業を支える人間を育てることを使命として、プロジェクトマネジメント全般の支援に力を注ぎたいと考えております。
ITプロジェクトに従事している方々の、仕事の悩み、メンタルヘルス、人間関係についてプロのカウンセラーが個人カウンセリングを行います。
【 ステークホルダーマネジメントの本質】No.2

プロジェクトを動かす力 ― ステークホルダーマネジメントの本質

プロジェクトマネジメントにおいて、ステークホルダーマネジメントは中心に位置づけられるべき活動です。
ステークホルダーとは、プロジェクトに直接・間接に関わり、その成功や失敗に影響を受けるあらゆる個人・組織を指します。顧客、ユーザー、スポンサー、プロジェクトチーム、外部ベンダー、影響力を持つ関係者──すべてが対象です。

ステークホルダーマネジメントの基本
単なる情報共有ではなく、相手の期待や関心を正しく捉え、信頼関係を築き、プロジェクトに適切に関与してもらうこと。これがステークホルダーマネジメントの根幹です。

具体的なプロセスは以下の通りです。

ステークホルダーの特定

プロジェクト憲章をもとに、関係するすべての個人・組織をリストアップし、登録簿を作成します。
氏名、所属、役割、連絡手段まで整理し、状況に応じて更新し続けることが重要です。

エンゲージメントの分析と計画

ステークホルダーごとに期待・関心・影響力を把握し、関与の深さをデザインします。
抵抗を示す相手には丁寧な説明と理解促進を、無関心な相手には認知を促す働きかけを行います。

エンゲージメントの実行とコントロール

実際に対話を重ね、関係性を育てながら状況に応じてアプローチを調整していきます。

対立を恐れず、建設的な議論へ
プロジェクトには必ず利害の衝突が生まれます。すべてのステークホルダーを満足させることは現実的ではありません。だからこそ、対立を避けるのではなく、建設的な議論に持ち込む力が求められます。

ステークホルダーマネジメントとは、違いを調整し、共通目標に向けて歩み寄るプロセスです。そのためには、押し付けるのではなく、対話を通じて信頼を積み重ねる姿勢が不可欠です。

プロジェクトマネジャーに求められる姿勢
プロジェクトマネジャーは、ステークホルダーとチームをつなぐ橋渡し役です。その役割を果たすためには、次のような姿勢が欠かせません。

ビジョンを掲げ、情熱を持って伝えること
透明性のある情報共有を絶やさないこと
チームの士気を保ち、適切なタイミングで支援すること

対立の兆しを早期に察知し、先回りして手を打つこと

リモートワークやオフショア開発など物理的距離があるプロジェクトでは、可視化された進捗管理(ガントチャートやWBSなど)が成功の鍵を握ります。常に全員が「今どこにいるか」「次に何をすべきか」を理解できる環境を整えることが必要です。