【活動報告】海外産業人材育成協会(AOTS)にて

登壇報告

プロジェクトマネジメントとアジャイル

2006年1月 / 一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS) / 講師:永谷 裕子

2006年1月、開発途上国の産業人材を対象に技術協力・人材育成を行う一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)において、弊社代表の永谷 裕子が講師として登壇いたしました。

本研修は、日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)から派遣された講師陣の一員として実施したものです。PMAJは、日本発のプログラム&プロジェクトマネジメント標準「P2M」の普及を担う団体であり、AOTSが実施する「プログラム&プロジェクトマネジメント研修コース(PPTP)」においても、その体系に基づいた指導が行われています。

研修テーマ:価値創造とアジャイルアプローチ

今回の研修には、海外から来日した約20名の研修生が参加しました。講義テーマは「プロジェクトマネジメントの価値創造とアジャイル開発アプローチ」です。

プロジェクトマネジメントは、単に納期・コスト・品質を管理するための手法ではありません。変化の激しい環境においては、「いかに価値を創造するか」が重要な問いとなります。特に、要件を最初から完全に定義することが難しい新規事業開発やイノベーション領域では、柔軟かつ反復的に進めるアジャイル型アプローチが有効です。

本研修では、次のテーマについて事例を交えながら解説しました。

1価値創造型プロジェクトマネジメントの考え方

2ステークホルダーとの共創プロセス

3不確実性下における意思決定

4アジャイル開発の基本原則と適用場面

活発な議論とグローバルな学び

参加者は非常に意欲的で、講義中も積極的な質疑応答やグループディスカッションが行われました。異なる国・文化・産業背景を持つ研修生との対話は、講師である永谷にとっても大きな刺激となりました。

プロジェクトマネジメントには技法だけでなく、文化や価値観の違いを踏まえた対話力が不可欠であることを、改めて実感する機会となりました。

グローバルPM支援への継続的な取り組み

永谷は、2006年から2010年までPMI日本支部の事務局長を務めるなど、長年にわたり国際的なプロジェクトマネジメントの普及に携わってきました。

株式会社ASKA Planningでは、以下の支援を通じて企業や組織の変革を支援しています。

■グローバルプロジェクトの立ち上げ支援 ■アジャイル導入支援
■組織の実行力向上プログラム ■次世代PM人材の育成

AOTSでのこの経験は、現在のグローバル支援活動の原点のひとつとなっています。

今後に向けて

プロジェクトマネジメントは、国境や文化を超えて共通する「価値創造の言語」です。

ASKA Planningは今後も、国内外を問わず、プロジェクトマネジメントを通じて社会・経済の発展に貢献してまいります。

関連情報

登壇者 永谷 裕子(株式会社ASKA Planning 代表取締役)
主催 一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)
協力 日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)